Polaris Counseling Office

カウンセリングの種類Therapeutic Approaches

さまざまな種類のカウンセリング

カウンセリングには本当にさまざまな種類があります。クライアント様によってお悩みの内容や、セッションの進め方の好みなどは違いますから、どの様なカウンセリングの方法が適切か、担当のカウンセラーと相談してください。

有名なカウンセリング技法

  • 精神分析(Psycho Analysis)
  • 認知行動療法 (CBT: Cognitive Behavioral Therapy)
  • クライエント中心療法 (Person Centered Approach)
  • 多文化間カウンセリング (Multicultural Counseling)
  • 精神分析 (Psycho Analysis)

    フロイトが創始した「精神分析」を基本として、クライエントの問題や時間、場所などの条件にあわせて行う心理療法です。現在の日本では、1週間に1回、45分から50分の時間をとって対面式で面接をするのが最も一般的なやり方です。精神を分析するというと、セラピストがクライエントのこころを一方的に分析するというイメージがありますが、実際にはクライエントが自分のこころに率直に向き合ってそれをことばにするという作業にセラピストが同行する、というイメージの方が近いと思われます。対象となるのは従来の神経症(最近は不安障害・解離性障害・表現性障害などとよばれますが…)や対人関係の問題を抱えた方が中心です。症状というものが面接を受ける方の今までの生き方と密接に結びついている、という考えのもとに面接が進められますので、ある程度の時間と手間がかかります。根気よく自分に向き合ってみようという方にお勧めします。(一般社団法人日本臨床心理士会ウェブサイト‘臨床心理士の面接療法’より抜粋)

    認知行動療法 (CBT: Cognitive Behavioral Therapy)

    思考や認知、行動に焦点を当てることで発達してきた心理療法で、ものごとや環境によるストレスを自分自身の「とらえ方」や「対処の仕方」を工夫することによってストレスを回避したり、軽減したりする方法です。カウンセリングの中では、この考え方を基盤として問題の本質を理解したり、そのうえでどういった方法が具体的に有効であるかを考え、実践し、改善していく一連のテクニックをカウンセラーとともに学んでいきます。

    youtube 認知行動療法の心理教育YouTube

    youtube 認知行動療法のツールが使えるアプリ

    クライエント中心療法 (Person Centered Approach)

    この療法の基本的な考えは、「来談者の話をよく傾聴し、来談者自身がどのように感じ、どのように生きつつあるかに真剣に取り組んでいきさえすれば、別にカウンセラーの賢明さや知識を振り回したり、押しつけたりしなくても、来談者自らが気づき、成長していくことができる」ということです。 人間は、成長・自律・独立等に向かう「実現傾向」を持つと考えます。カウンセラーは、自らの体験・意識・表現が一致していること、来談者に無条件の肯定的な関心を持つこと、共感的に理解することを大事にします。(一般社団法人日本臨床心理士会ウェブサイト‘臨床心理士の面接療法’より抜粋)

    多文化間カウンセリング (Multicultural Counseling)

    私たちが個々に持っている言語や性別、年齢や家族のしつけなどのバックグラウンドが私たちに与える影響を理解し、カウンセラーとクライアントの間に必ず生じる「文化差」を適切に取り扱う技術のことです。ポラリス カウンセリングオフィスは多文化間カウンセリングをすべてのカウンセラーが有効に用いることができるように、日々教育とトレーニングを行っています。